当直は看護師の場合、16時間にもおよぶ長い時間の勤務で、勤務中でも仮眠をとることが可能です。国の指針により月に8回までと定められていますが、限度を超えてしまうことも多いです。勤め先の勤務形態によっては、とても不規則な生活を送るようになったり、過労になりやすいのも、離職する看護師が多い理由の一部かもしれません。なぜ看護師になろうと思ったのかは実際に、どのようなことをきっかけにして看護師を目指すようになったのかを交えるとイメージが良くなります。
転職の理由は今までに身につけたスキルを活かしたいより人の役に立つ技術を学びたいなど、ポジティブなイメージを持たせられるようにしてください。
今までの勤務先についての良くないことは口にしないことが大切です。看護師が転職をするにあたっては、将来のことを考慮して迅速に行動することが重要です。そして、どんな条件を重要視するのかを決定しておいた方がいいでしょう。将来の自分の姿をはっきりと思い描いて、その希望が叶えられそうな転職先の情報をちょっとずつ収集してください。
年収はもちろん、職場環境、勤務形態など、自分にとって大事な条件も数え上げておきましょう。ナースが仕事を変える時のステップとしては、はじめにどのような労働条件を求めているかをはっきりさせておきましょう。ナイトナースはできない、充分な休みが欲しい、人が亡くなるのは仕事であっても見たくないなど、個人個人で仕事への要望は異なります。
ご存知のように専門職である看護師が不足し困っている職場は多いため、ストレスのたまる勤務場所で忍耐し続けることは無為に時間を費やすことになりかねません。看護師の資格を取るための国家試験は、1年に1回あります。看護師の人数の不足が問題となっているわが国にとっては良いことに、ここ数年の看護師資格試験に合格する確率はおよそ90%とかなり高い水準を示し続けています。
看護師資格取得のための国家試験は、大学入学のような落とすための試験ではなく、一定のラインを超えることができれば合格を勝ち取ることのできる試験です。
看護師の国家試験にパスするよりも、看護学校の卒業の方が困難という人も多いです。
看護学校はそれほど厳しく、レポートの提出がちょっとでも遅れたり、テストに通らなかったといったちょっとしたことで留年だそうです。
それほどに厳しい学校を卒業し、国家試験も合格できた人には、ぜひ看護師の職に就いてほしいですね。
ナースが仕事を変えるときに、立ち止まってしまうのが申込理由です。
どうしてこの仕事場がよいのかを好印象となるように示すのはそれほどシンプルなものではありません。給与アップ、休日が増える等の採用条件で選んだと見られるよりは、看護専門職としてステップアップしたいから、というような、やりがいを求めているような応募理由のほうが通過しやすいようです。